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【臨床】便秘とガンステッド・カイロプラクティック

塩川 カイロプラクティック 便秘

一般的な便秘に対しての治療法

塩川 カイロプラクティック 便秘

一般的に便秘の原因は、過度なダイエット、食物繊維の摂取不足、運動不足、環境の変化、不規則な生活、精神的なストレスなど様々な外的要因が考えられます。

そして便秘の治療法として上記に挙げた外的要因を見直しながら下剤の投与、生活指導、食事療法、心理療法、運動療法などが行われますが、症状が緩和されることはあっても根本の改善にはなりません。

考えてみてください。もし外的要因が便秘の根本原因だとしたら、なぜ便秘になる人とならない人がいるのでしょうか?

ここで重要なことは、便秘の予防策として外的要因だけに意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。

そもそも便秘は私たちの体が危険な状態にあることを知らせてくれる大事なシグナルです。

不規則な生活習慣、食生活の不摂生、運動不足、過度な精神的ストレスを受け続けるような生活をしていれば、様々な症状が消化器系に現れます。

それ以上過度に体に負担がかけ続けると、さらに危険が生じてくることを私たちの体は教えてくれるのです。

カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考え、便秘に対してアプローチしています。

ガンステッド・カイロプラクティックでのアプローチ

腸の働きは、脳や神経と密接な関係があり、その働きは自律神経によりコントロールされています。

脳と神経が正常にコミュニケーションできることで、腸の働きが正常に行われます。

便秘の問題に対して、ガンステッド・カイロプラクティックでは、まず交感神経の問題からアプローチすることが好ましいと言われていますが、副交感神経のサブラクセーションにより交感神経が過剰になることで、腸の働きが抑制され便秘になる場合もあるので、しっかりと問診と検査で便秘の根本原因を特定することが重要になります。

交感神経の問題

塩川 カイロプラクティック 便秘

① 肝臓/膵臓機能の低下

腸は、神経通じて体内に取り込まれた物質を瞬時に識別し、膵臓、肝臓などの臓器に指令を出し、適切な消化液を出させます。

肝臓や膵臓に繋がっている神経の流れに妨害が生じることで、脳が体の状態を把握することが出来なくなります。

その結果、適切な消化液の量が生産されないことが便秘の1つの原因となります。

このような場合は、肝臓や膵臓を支配している上部胸椎から中部胸椎のサブラクセーションによる肝機能低下が考えられます。

*肝臓や膵臓の機能が低下した場合は、疲れや食欲低下や以前よりお酒が弱くなったという身体のシグナルが特徴です。

アジャストメント

・肝臓の神経支配(胆汁の生産量の低下):T4~T7 ・膵臓の神経支配(膵液の生産量の低下):T7~T9

② 小腸/大腸の機能低下

小腸や大腸に繋がっている神経に妨害が生じることで、脳が腸の状態を把握することが出来なくなります。

その結果、小腸の機能が低下して腸液が十分作られなくなり適切な消化や栄養吸収が行われず便秘の原因となります。

また、大腸の機能が低下することで、便の移動が遅くなり水分の吸収が進み便秘の原因となります。

このような場合は、小腸や大腸を支配している下部胸椎から上部腰椎のサブラクセーションによる腸の機能低下が考えられます。

アジャストメント

・小腸の神経支配:T11~T12 ・大腸の神経支配:L1~L3(L4&L5も調べること)

③ 女性ホルモンの乱れ

女性に多く確認される便秘の原因は、女性ホルモンのプロゲステロンです。

プロゲステロンの働きの1つに大腸の腸内運動を抑える作用があるので、分泌が活発になる排卵~月経までの期間になると、便秘しやすくなると言われています。

しかし、排卵~月経の期間以外でも便秘の原因の1つに女性ホルモンのバランスが大きく関わっています。

子宮や卵巣に繋がっている神経に障害が生じることで、脳が子宮や卵巣の状態を把握することが出来なくなります。

その結果、適切な量のホルモン分泌が行われず、便秘の原因となります。

*女性ホルモンのバランスが乱れた場合は、イライラ、むくみ、眠気などの身体のシグナルが特徴です。

アジャストメント

・子宮/卵巣の神経支配:L1~L3

副交感神経の問題

塩川 カイロプラクティック 便秘

交感神経の過剰

自律神経(交感神経、副交感神経)の働きによって全てコントロールされています。

自律神経とは、生命を維持するために自分の意思とは関係なく、24時間休むことなく働いてくれている重要な神経です。

つまりその自律神経のバランスが便秘の根本的改善と大きく関係しているのです。

胃腸は、副交感神経が優位なときに活発になり、交感神経が優位になりすぎると、腸内運動が低下します。

例えば人間は過度なストレスを受けると、そのストレスに抵抗するために交感神経が刺激されます。

交感神経が過剰な状態が続くと、大腸の腸内運動は低下し便は大腸に停滞して水分はどんどん奪われ、便が出にくい環境になります。

その結果、大腸内で悪玉菌が有害物質を産生し、腸内ガスが発生してお腹が張ることもあります。

また、腸内の有害物質によって血液が汚れ、背中や顔などに吹き出物が発生することもあります。

このような場合は、副交感神経サブラクセーションによって交感神経が過剰になっています。

副交感神経サブラクセーションを取り除くことで、副交感神経を刺激して腸内運動を活発にして便秘の改善に繋がります。

*自律神経のバランスが乱れた場合:お腹の張り、ガスがよくたまる、肌荒れ、吹き出物という身体のシグナルが特徴です。

アジャストメント

・副交感神経サブラクセーション:後頭骨~C5、骨盤

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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