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ガンステッド・テーブルにおけるペルビック・ベンチの重要性とは?

名前の由来はガンステッド・カイロプラクティックにおいて、骨盤や腰椎のアジャストメントを行うテーブルになります。腰椎では100個、仙骨&腸骨では38個、尾骨では24個、合計162個のリスティングに対してアジャストメントを行うテーブルとなります。

このテーブルは、1928年にガンステッド先生によって開発され、“ペルビック・ベンチ”、“ペルビス”、“サイドポスチャー”という名前で呼ばれています。

“ペルビック”と“ペルビス”は、英語で骨盤という意味があり骨盤へのアジャストメントを行うという意味があります。 “サイドポスチャー”とは、英語で横向きの姿勢をという意味があります。

ペルビック・ベンチでアジャストメントを行う際に患者様のポジショニングが横向きであるため、このような名前が付けられています。

ペルビック・ベンチの重要性

ガンステッド先生は、このような言葉を残しています。 “正確のアジャストメントを行うために必要なことは、技術力だけではない。それは、全体のたった10%くらいだ。

残りの90%は、患者様と術者の両者のリラックスが必要不可欠になる。適切なテーブルを選択し、適切な高さで、適切なポジショニングを行うことで互いにリラックスすることで正確なアジャストメントを行うことが可能になる。”

ペルビック・ベンチの優れている特徴

ペルビック・ベンチに使用されているクッションの厚さと硬さは、どんな患者様の体重や体格にも対応しています。 

アジャストメント時に患者様が沈みことはなく、また、跳ね返ることもなく、患者様にとっても、術者にとっても考慮されたデザインとなっています。

また、テーブルの表面は、特殊な繊維でデザインされておりアジャストメント時に患者様が滑らないようにもなっています。ペルビック・ベンチを使用する際は、必ずテーブルの片側を壁に設置します。

それは正確なアジャストメントを行うためにはしっかりとした固定が必要になります。その際に重要なのは、術者がテーブルに向かってしっかりと患者様を固定することになります。

テーブルが壁に付いていないと、アジャストメント時にテーブルが動いてしまい正確な固定を行うことができません。また、付属品としてクロスカバーがついてきます。このクロスカバーは、左右のテーブルの端に位置させて使用します。

テーブルが壁に付いているため、患者様を横向きにする際に枕を左右で移動して適したポジショニングを行います。その際に患者様の靴でテーブルの布を汚さないためにクロスカバー使用します。

また、テーブルの側面にもクッションが備えられています。アジャストメント時に患者様をしっかりと固定するため術者の頭方の膝は必ずテーブルの側面に触れているので、側面のクッションによって安定した固定が可能になり、術者にとっても優しいテーブルのデザインになっています。

テーブルの高さを術者の身長に合わせて変更することができ、術者にとって適切な高さでアジャストメントを行うことが可能になります.高さの目安は、膝蓋骨下縁がちょうどテーブルと同じ高さが好ましくなります。

何より重要なことは、ペルビック・ベンチを使用することで、ガンステッド・カイロプラクティックで重要視されている椎間板へのアジャストメントが可能になります。

ガンステッド・カイロプラクティックでは、必ず脊柱の凸側からアジャストメントを行っていきます。それは、横向きにしたときに重力によって凸側が解消されるからになります。

正常な椎間板は、左右前後平行が好ましくなります、脊柱に湾曲が生じている場合、左右の椎間板の圧は異なります。そのために、必ず凸側を上にしてジャストメントを行っていきます。

正確なアジャストメントを行う上で重要なことは、椎間板に圧をかけないことになります。

体をねじったり、曲げたりすることはせず、最もリラックスした状態でポジショニングを行うことで、不快なく、安心してケアを受けることが可能になります。そのためにペルビック・ベンチは必要不可欠になります。

ペルビック・ベンチを使用してガンステッド・テクニックを行うメリット

生まれたての赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢層にアプローチすることが可能になります。また、体格の大きさや性別に問わずアプローチすることが可能になります。

なぜならガンステッド・テクニックでは、アジャストメント個所に対して1つだけの手法でアプローチするのではなく、様々なアプローチが存在しています。

患者様の体位やコンタクト(豆状骨/示指/母指球)を変えることで様々なアプローチが可能になりますので、患者様に適したアプローチを選択して正確なアジャストメントを行うことが可能になります。 

このように、正確なアジャストメントを行うために精密に設計されているテーブルがペルビック・ベンチになります。 正しいテーブルを使用することで、治療の幅も広がり、何より患者様にとって安心したケアを提供することが可能になります。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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