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【視診&静的触診】骨盤における6つのランドマーク

塩川カイロプラクティックスクール

①上後腸骨棘【PSIS】

PSISは、腸骨稜を後ろにたどり、骨が隆起している場所になります。最初に骨盤部で2つの隆起している骨に指を当て上下左右に動かしてPSISの大まかな場所の確認を行います。その後は、PSISの上部、下部、内部、下部を左右で比較してPSISの場所の確認を行います。PSISは、骨盤部でのアジャストメントでコンタクトを行う場所になりますので、しっかりと位置確認することが重要になります。

腰椎4&5番の棘突起

左右の腸骨稜の上端部分を結んだ場所に棘突起があります。女性の場合は、骨盤が横に開いているため腰椎5番になります。男性の場合は、骨盤が縦に長いため腰椎4番になります。特に腰仙関節は、仙骨化や腰椎化といった先天性の奇形が多いので必ず最終確認はレントゲンで行うことが好ましくなります。

第2仙結節

PSISの中心を結んだ中心に第2仙結節は存在します。レントゲン上では、第2仙結節は、仙骨の中で1番骨密度が高くなっているので、広い点で確認することができます。第2仙結節は、仙骨のアジャストメントでコンタクトを行う場所となりますし、仙骨の中心を確認することで、腸骨の変位を確認することが可能になります。

仙骨尖

まず仙骨を上から下に触診します。第4仙結節の後から仙骨を触診できなくなる確認に仙骨尖は位置しています。仙骨尖は、AS腸骨でコンタクトを行う坐骨棘の位置を特定する為に必要となる場所になります。

坐骨棘

PSISから真下の線と仙骨尖から真横への線を結んだ場所に坐骨棘は位置しています。AS腸骨のアジャストメントを行う際にコンタクトする場所になります。

臀部の高さと形状(臀溝)

臀部と大腿後部との境界線がランドマークになります。臀部の高さは、PI腸骨やAS腸骨を特定する際の重要なランドマークになります。PI腸骨の場合、腸骨が後下方へ変位しているため、坐骨が前方に位置されます。その結果、臀溝部の形状は平らになり、下方に落ち込みます。PI腸骨側の臀溝は、AS腸骨より低く位置します。

反対にAS腸骨の場合は、腸骨が前上方へ変位しているため、坐骨が後方に位置されます。その結果、臀溝部の形状は隆起し、上方に持ち上がります。AS側の臀溝は、PI側より高く位置します。

座位で座面にあたる骨または、臀部で隆起している場所(臀溝)の高さに影響

臀部の横幅と形状(臀裂)

臀裂から臀部の外端部までの距離がランドマークとなります。臀部の横幅は、EX腸骨やIN腸骨を特定する際に重要なランドマークになります。EX腸骨の場合、腸骨が外側に変位しているため臀部の横幅は狭まり、後ろに隆起した形状になります。反対に、IN腸骨の場合は、腸骨が内側に変位しているため、臀部の横幅は広がり、平らな形状になります。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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