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【体表温度測定】ブレイク特定の精度を高める6つの重要事項

①測定の進行方向

スコープをスライドさせる方向は、胸椎・腰椎・骨盤は上から下に向かってが基本となります。下部頸椎にスコープを当てて、針の振れが落ち着いてから上部胸椎→中部胸椎→下部胸椎と下に降りていくように測定していきます。頸部の測定では下から上が基本となりますので、上部胸椎→下部頸椎→上部頸椎と上に向かって測定していきます。しっかりとEOP(外後頭隆起)まで測定していきます。

②測定のスピード

スコープをスライドさせていくときに、スライドのスピードというのはとても重要な要素となります。スコープを早く動かしすぎると、針の振れ方がブレイクのように鋭く動いてしまうことがあります。また遅すぎるのも好ましくありません。ブレイクなのか、ヒートスイングなのか、または測定ミスなのかが分からなくなってしまいます。こうした誤った測定をしないためには一定のスピードを保つ必要があります。スピードの目安としては、上部胸椎から後頭骨までは1椎骨3秒でスライドさせていきます。上部胸椎から仙骨までは1椎骨2秒でスライドさせていきます。まずはこの目安通りに検査していきましょう。

③繰り返し測定

サブラクセーションというのは、必ずそこに存在しているものとなります。ブレイクと疑わしい箇所を繰り返し調べることで、振れが小さくなったり、なくなる場合はブレイクとはいえません。スコープを何度通しても変わらず鋭い針の振れがあった場合はブレイクと判断して良いでしょう。疑わしい場所では最低3回は測定を繰り返すようにします。また急性の場合は、何度かの測定でよりはっきりとしたものになります。

④マーカーを付ける位置

ブレイクがあった場合、マーカーペンで背中にマークを入れます。このマークを入れるときも注意点があります。まずマークを引く場所ですが、スコープのプローブが通らないラインの外側にマークをします。そしてブレイクが出た側にマークをするのが基本となります。右側にブレイクが出た場合は、スコープが通るラインの右外側にマークをするようにしましょう。スコープのライン上にマークをしてしまうとプローブの熱を検知するコイル部分にマーカーペンの油分が付いてしまい、故障の原因となってしまうので注意しましょう!

⑤測定方向で異なるマークの位置

上方への測定時は、プローブ先端の下端部分にマークを入れるようにします。測定時にはスコープを絶えず動かしているわけですから、下から上に向かって測定しブレイクが出たと思っても、実際のブレイクポイントは通り過ぎています。逆に下方への測定時には、プローブ先端の上端部分にマークすると良いでしょう。

塩川 ガンステッド

⑥ブレイク後の跳ね返り(ブレイク後のヒートスイング)

ブレイクが測定されると、ブレイクの後の跳ね返りというものが発生します。ブレイク後の跳ね返りとは、ブレイクの直後に出るヒートスイングのことです。このブレイクの跳ね返りにマークしないように注意が必要となります。その跳ね返りでマークをしてしまうと、スコープは常にスライドさせているので、一つ下、あるいは一つ上の椎骨にマークしてしまう原因となります。必ずブレイクのピークでマークするようにしましょう。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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