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【体表温度測定】ナーボ・スコープの使用前に準備すべき4つの項目

ナーボ・スコープを使用する前に4つの項目を準備することで再現性の高い体表温度測定検査を行うことが可能になります。

①室温になじませる

まず検査を始める前に、器具(ナーボ・スコープ)や患者様を室温になじませる必要があります。多少、汗をかいている程度ならまったく問題ありませんが、スコープがエアコンの直下に置かれていたり、窓からの太陽光などの熱を発する場所に置かれることは好ましくありません。

また、検査前の皮膚への刺激にも注意しましょう。検査前は、必ず皮膚の温度が検査を行う室内温度と平衡状態を作ることが重要になります。検査前は、男性は上半身裸で、女性はガウンを着用し10~15分程室内温度に皮膚を慣らすことが好ましくなります。

検査前には、患者様の神経系への刺激は最小にし落ち着いた状態で行うのが最善になります。24時間以内の低周波、超音波、マッサージ、冷/温パック、湿布、牽引、鍼灸といった皮膚への刺激は回避することが好ましくなります。

②感度スイッチとプローブ幅の調節

続いてスコープの設定についてです。スコープには調節できる機能が2つあります。それは「感度スイッチ」と「プローブの幅」です。感度スイッチは “H” “M” “L” の3段階で調節することができます。(機種によっては “H” と “L” しかないものもあります。) “H”で検査すると感度が良すぎて針が振り切ってしまったり、逆に “L” では感度が低すぎてまったく反応しなかったりします。その場合は感度スイッチを調節して検査をしていきます。

プローブの幅の調節というのも大切な設定となります。基本的には腰部はプローブの幅を広めにします。頸部ではプローブの幅を狭くします。患者様の性別や体格によってプローブの幅を変えることで肌にピッタリと密着させることができます。

塩川カイロプラクティックスクール 成功哲学

③皮膚に当てる前にメーターを確認

実際にプローブのコイルを皮膚に密着させる前に、メーターが中心(ゼロ)であることを確認しましょう。どちらかに針が振れている状態で測定をすると、同側の温度が高かった場合、針が振り切れて測定しにくい場合があります。そのため、針は中心からスタートする必要があります。

塩川スクール

④プローブ部分は触らない

スコープのプローブ部分は金属でできています。スコープは熱を感知する器具ですから、金属部分から自分の熱が伝わってしまうと正しい検査ができません。しっかりと本体部分を両手で持って測定することが重要となります。手が大きい男性の方は特に注意して、指先が金属部分に触れないようにしましょう。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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