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【体表温度測定】2種類の針の振れ方とサブラクセーションの兆候

ガンステッド・システムでは視診・体表温度測定・静的触診・動的触診・レントゲン評価の5つの検査法によって、サブラクセーションを特定していきます。

その中で、最も重要なことは客観的な検査ができる体表温度測定となります。体表温度測定では熱を感知した針の動きを見ていくことになりますが、この針の動きにも種類があります。またサブラクセーションの徴候として、特徴的な針の動きも合わせて解説していきます。

2種類の針の動き方

Heat swing(ヒートスイング)

正常な脊柱を測定する場合、針は筋のバランス異常や血管運動反射の影響によるなだらかな動き方をします。なぜなら、1つの椎骨レベルでの左右の温度差はごくわずかだからになります。この静かに波を打つような針の動きをヒートスイングといいます。ヒートスイングは、脊柱の多くの場所で起こります。

Break(ブレイク)

ブレイクとはサブラクセーションの徴候であり、数あるガンステッド・システムの検査法の中でもっとも信頼性の高いデータとなります。短い測定距離の中で鋭い急な針の振れで、鋭くハッキリとしています。上皮の体表温度は毛細血管の拡張/収縮によって変わってきます。サブラクセーション(神経の圧迫)がある箇所では、神経組織の機能に異常が生じているため、1つの椎骨レベルで診たときに左右の誤差となって体表温度に現れてきます。

サブラクセーションの徴候であるブレイクの特徴とは?

ブレイクは一つの脊柱の中に幾つか存在しています。ヒートスイングの中から起こることが多く、いつも0(ゼロ)から始まるとは限りません。短い測定距離の中で鋭い急な針の振れが確認され、何回測定しても必ず起こります。急性サブラクセーションの場合、ブレイクはオープンエッジ側(椎間板の開いている方)に出るとされています。逆に慢性サブラクセーションだった場合、クローズエッジ側(椎間板が閉じている方)にブレイクが出るとされています。

塩川 カイロプラクティック 便秘

医学的に証明されている体表温度の重要性とは?

ジョンズホプキンス大学のDr.Uematsuによって脊椎の両側の温度差は0.3度以内が正常であることが発表されました。左右の温度差が0.3度以上になると内臓病理の確立は18%、0.6度以上だと64%、0.9度以上になると92%発生することも研究によって発表されています。体表温度を測定するということは神経機能の異常を見つける上で、もっとも科学的で客観的な検査法といえます。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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