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【臨床】むくみとガンステッド・カイロプラクティック

女性の悩みの中でも多いのがむくみではないでしょうか?20~30代の女性の約46%がむくみで悩まされているというデータがあります。

しかも40代では約49%、70代では約78%と年齢を重ねるとその割合は増えていきます。むくみは、顔や体や下肢と様々な部位に発症し、悩みも人それぞれ異なります。

これからむくみのメカニズムや体がむくむ原因などを理解し、きちんとしたむくみに対する正しい知識と対策法を身につけて、不安なく快適な毎日を過ごしましょう!

むくみとは?

私たちの体の約60%は水分で構成されていますが、そのうち2/3は細胞の内側に含まれています。

残り1/3は血液など細胞の外に存在しています。この細胞の外に存在している水分が全身に送られ、細胞に酸素や栄養素を行き渡らせ老廃物を排出し、血液と一緒に心臓に戻り、また全身に送られるというサイクルを繰り返します

この時、体の中では常にエネルギーを作るための活動が行われています、その際に発生する二酸化炭素、アンモニア、尿素、尿酸などは、汗、尿、便、呼吸によって老廃物を体の外に排出しています。

それらの循環や代謝に異常が生じていることがむくみの原因の1つになります。ではなぜ体の循環や代謝に異常が生じてしまうのでしょうか?

一般的なむくみの治療法

一般的にむくみは、立ち仕事や長時間の同じ姿勢、水分や塩分やアルコールの過剰摂取、水分の不足、運動不足などといった体の外における外的要因が考えられます。考えてみてください。

もし外的要因だけがむくみ根本原因だとしたら、なぜむくみになりやすい人となりづらい人がいるのでしょうか? また、薬の副作用によってむくみの原因になっていることも少なくありません。例えば、関節リウマチや喘息などの症状で使用されるステロイド剤を飲んでいると、顔にむくみが起きることがあります。

ステロイド薬は、血液中のナトリウムを増加させ、細胞に水分を蓄えるようになります。また、市販の痛み止めや風邪薬にも含まれる非ステロイド鎮痛剤によっても、尿として排泄される水分が少なくなるため顔にむくみが起きることがあります。薬のみでの対策だけでは、根本的な改善には至りません。

ここで重要なことは、むくみの対策として外的要因だけに注目するのではなく、体の内に意識を向ける事です。私たちの体は常に変化し、毎回その変化に対応し続けるのは大変な作業になります。だからこそむくみの対策として体の内に意識を向けることが大切なのです。

カイロプラクティックでは、体の内に問題の根本原因が存在していると考え、むくみに対してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプロー

むくみは、体に問題が生じていることを教えてくれる体からのシグナルになります。 脳は神経を通じて体と常に連絡をとっています。

この神経の正常であることで、体内の変化や環境の変化を脳が把握することが可能になります。私たちの体は、無意識に適した血液を供給し、代謝のバランスを調整してくれます。

もし、体の神経伝達に異常が生じ、体の状態を脳が把握できないのであれば、正常な血液を供給することはできませんし、体の代謝異常にも繋がっていきます。

大切なことは、脳と体の神経の流れに問題がないかになります。

特に、むくみと大きく関係している心臓、肝臓、腎臓、甲状腺、副腎、卵巣などの臓器に繋がっている交感神経支配の神経にアプローチをしています。

ガンステッド・カイロプラクティックでのアプローチ

心臓の機能低下(T1~T3)

心臓への神経伝達に異常が生じれば、心臓の機能低下が生じます。心臓のポンプとしての働きが低下して、全身の臓器に必要な血液量を送ることができなくなった状態をいいます。

心臓のポンプ機能が低下すると、心臓だけでなく全身にいろいろな症状が現れます。

ポンプ機能低下に伴い全身の臓器に十分な血液が流れないことから起こる症状と、全身の血液が心臓に戻りにくく、うっ滞することによって起こる症状に分けて説明することができます。

結果、血液が体内を循環しにくくなり、体の様々な部分に血流が停滞するようになります。 この溜まってしまった血液がむくみの原因となります。

腎臓機能低下(T9~T12)

腎臓は、心臓から循環される血液の約20%が流れ込んできます。 臓器の重量と 比較してみると、心臓の約5倍、脳の約8倍もあり、臓器のなかでもっとも血液の流れる量が多い臓器と言えます。

腎臓に流れる血液量は、毎分1~1.2ℓにもなります。 腎臓には、様々な働きがありますが、主に体内でいらなくなった老廃物を体外へ排出します。

血液をろ過して老廃物や塩分を尿として体の外へ捨て、体に必要なものは再吸収します。いわば、コーヒーフィルターのような役割を果たしています。

腎臓への神経伝達に異常が生じれ、コーヒーフィルターに異常が生じれば、適切に老廃物を体外へ排出することができなくなってしまいます。 結果、体内に水分が溜まりやすくなり、むくみの原因となります。

肝臓機機能低下(T4~T7)

肝臓は、アルブミンというたんぱく質を生産する働きがあります。アルブミンは、アミノ酸が約600個連なった比較的小さなタンパク質で、血液中のタンパク質の中で最も量が多いのが特徴になります。

アルブミンの主な働きは、血液を正常に循環させるための体内の水分量を調節してくれます。また、体内のいろいろな物と結合し、目的地に運ぶ運搬作用があります。

成人の場合、一日6〜12g程肝臓で作られます。ある程度の量のアルブミンが血液中に存在することにより、血管内と血管外の水分量が調節されています。

肝臓の神経伝達に異常が生じれば、血液中の量が不足すると水分が血管の外側に流れ、むくみの原因となります。

甲状腺機能低下(C6~T3)

甲状腺は、いろいろな臓器がスムーズに働くために必要なホルモンになります。

いわば、体の代謝をコントロールしている臓器になります。

甲状腺への神経伝達に異常が生じれば、分泌されるホルモンが少なくなり、体の様々な臓器の機能が低下していきます。心臓の機能が低下することで、血液循環が低下してきますし、基礎代謝が低下することで冷え症などの症状にも繋がり、それがむくみの原因となります。

卵巣機能低下(L1~L3)

卵巣への神経伝達に異常が生じれば、生理前にプロゲステロンというホルモンに影響を与えます。卵巣は、生理が近づくと妊娠しやすくするためにプロゲステロンの量が増加します。これにより、体の外に水分や老廃物が排出されにくくなります。

そのため下半身がむくみやすくなります。さらに、生理前に増加し続けたプロゲステロンが徐々に減少することで冷えを感じやすくなり、体が血行不良になりやすくなってしまうこともむくみの原因にも繋がります。

このようにむくみの根本原因は脳と体の神経の流れに異常が生じることで起きています。いくら外的要因である水分の摂取量、塩分制限、筋トレ、運動などを改善したところでむくみの根本的な改善には至りません。

そもそも体内の水分が滞ってしまい、むくみが 生じるのは体からのシグナルであり、自分の意識で確認ができるサインでもあります。

だからこそむくみがあることに気づいたのなら、最初に体の内側と向き合うことが大切になります。 カイロプラクティック・ケアでは、神経にアプローチを行います。

サブラクセーションを取り除くことにより、脳が体の状態を正常に把握することができれば体の機能を最適な状態へと導くことが可能になります。

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塩川 雅士

塩川 雅士

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。
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